HOME > くらしょーの日記 > 7ページ目

くらしょーの日記 7ページ目

ホールド替え時に営業すべきか否か問題

まず最初に。

明日(4/9(月))ですが、静岡店営業します!!

閉店予定でしたが、一部エリア封鎖しての営業です。

営業時間は通常通り9:30~23:00です。

よろしくお願いいたします<(_ _)>




昔からセットの日に営業するか否かは悩んでいまして。

初期の頃は、『クライミングジムの役割はクライミング環境を提供すること』という大前提の元、できる限り営業してきました。

が、しかし、昨今のくらいミングジムのイメージや来られるお客様の幅も広がり、所謂『クライマー』ではない人も来てしまうわけで。

そういった方にとっての『クライミングジム』とは、ある程度の清潔感であったり過ごしやすい環境が提供される大前提だったりすると思うわけです。

だとすればセット時には営業しない方が良いだろう。と、最近は営業しない方向でやってきました。

かとおもえば、休みだけど常連さんとかクライマーさんが来ちゃって『こっちだけで良ければ登ってってー』って言うと、喜ばれるんですよね。

感謝されちゃったりまでして、『いやいや閉めてるこっちが悪いんです』ってほんとに思うんですけど。

まあ何事もバランスだとは思うんですが、難しいですね。


今回は奥の壁ということと、エリアは限定的と言うことで営業することにしました。

ちょっと登りづらいところもあると思いますが、ご了承下さいませ<(_ _)>





今回の壁は130°。

ちょっと変わったセットをする予定です。

こうご期待!!

ドラミロック

私はクライマーのジムだからとか一般企業のジムだからとか、今やどっちでもいいんじゃないかな?と思うのですが。
課題だって壁立てだって請け負ってくれる企業さんが有るわけだし、スタッフだってクライマーを雇えばいいわけで。
クライマーが設立したクライミングジムに価値があるのならば、ほっといてもお客さんいっぱい来ると思うんだけどそうでもないし。
それよりか一般企業が作った綺麗で大きくて優秀なセッターが最新ホールドでセットしたジムのほうが好まれるだろうし。
そんなことより、クライマーオーナーは経営の勉強しなくてはいけないし、一般企業ジムはクライミングの勉強しなくてはいけないし、勉強合戦ですよね。
より勉強して一般企業にも負けないジムを作らなくては、ということだと思います。

さて、静岡店の近くのボルダリングジム「ドラミロック」さんですが、こちらは一般企業のジムです。
ドラミカンパニーさんが作ったジムなのですが、3/31をもって閉店となりました。
登る方としては選択肢が多いに越したことは無いし色んなジムがあっていいと思うので、そういう意味では残念なことです。
あと、ヨガスクールとかチバトレとか、プラネットでいつかやりたいと思っていた事を先に実現されていたのも行動力があって素晴らしいし羨ましいなと感じていました。





で、ドラミロックさんとかドラミカンパニーさんのお仕事を見ていると、クライマーの考え方と経営者の考え方ってのは違うんだな。とあたらめて思う事が沢山ありました。

例えばクライマーだとどこにジムを建てようかな?と考えたら、できるだけジムが無いところに建てよう。ジムが遠くて悩んでいる人に喜んでもらおう。なんて考えたりするものです。

ここでドラミカンパニーさんが運営している『もみかる』の『焼津インター店』の立地を見てみましょう。

既存の『りらくる焼津インター店』の2件となりに出すという。

ちなみに料金も、『もみかる』のほうが『りらくる』よりちょっと安いです。
やる気満々バッチバチな立地と値段設定でございます。
ちなみにちなみに、『もみかる下川原店』も『りらくる下川原店』の100m先に出店しています。
もうなんか、ただただすごいなー(; ・`д・´)と思います。


そんな『ドラミロック』ですが、プラネットとの距離感はクライミングジムとしては異例の近さ。
そして料金設定は、全てにおいてプラネットより100円安い値段設定となっています。
『もみかる』でドラミカンパニーの企業風土というか戦略というのが良く分かっているので、つまるところ『プラネット潰す』ってメッセージがヒシヒシ伝わってくるんですよねー。

だからこそ言いたい。




潰し返してやったぜ( ・`д・´)




いや、別に潰れても無いし閉めただけだし、怒っても無いし仲悪くも無いんですがw
社長に至っては面識も無いし。
そういえば、ボルダリングジム建てる時に近隣ジムに菓子折り持っていくのもクライマーならではかも。
隣り合うコンビニ同士でそんなことやってるとは思えないしね。

でも、一般企業ってそんなもんですよね。
そうじゃなきゃ『自動車街』とか『グルメ通り』なんて言葉は生まれないし、アプレシオのボルダリングジムもJAM静岡店の目と鼻の先だし。
一般企業はクライミング業界よりよっぽど広い世界でビジネス戦争を勝ち抜いてきているわけで、シビアな世界の住人なわけで、ただただすごいなー(゜-゜)と。
まあ驚いているだけではなく、そういった企業の参入で学ぶことってホントに多いと思うので、踏まえて頑張っていかなくてはならないと思う次第。

がんばるぞー(/・ω・)/

ブライシエルの最終日に行ってきた。

ブライシエルが3月末日に閉店してしまうとのこと。

閉まってしまうまでに行きたいな。。。と思っていたところ、31日に時間ができた!!

ということで、行ってきました。



非常に賑やかでした!!

「最終日だからだよw」みたいなスタッフさんの自虐もありましたが、とはいえブライシエルTシャツのお客さんがいっぱいで、愛されてるなぁ。という印象。

さて、ここから先は誰の役にも立つことはない、最後であろうブライシエルのレビュー。

課題はプロセッターが作ったものもあるけれども、基本的にはスタッフの作成課題。
私もイベント課題を1級を中心に登りましたが、易しめかな?
あと、良くも悪くも練りすぎてない課題が多いなと。
シンプルであったり隙があったりするところからの偶発的な面白さもあり、これはこれで楽しかった。
むしろ、しっかり練った課題は不評になることもあるそうで、この辺りはドラミロックの開店時のセットが好評だったところに通じるかもしれない。
『課題が面白い云々の前に、ボルダリングが面白いの!』
『複雑な味や隠し味はいらなくて、醤油と塩コショウで十分美味しいの!』みたいな価値観もあるなと最近感じているので、セットは深いなぁ(;^ω^)と改めて感じる次第。

ショップも最終日ということで、ほとんど半額だったりもっと安かったり。
しかも利用料を払った際に500円物販チケットをいただいたので、ブライシエルTシャツと是空TシャツをGETしました。

久々に他所のジムで登って、すぐに力尽きちゃったけど、楽しませていただきました。



最後に。

ブライシエルの前身は是空という小さな小さなボルダリングジムで、私も大学生の時にちょっと寄って登ったりしていました。
一時期は凄まじいメンバーがトレーニングの場としていたという、東海地区のボルダリングシーンを支えていた歴史のあるジムです。
そんな私もプラネットを作る前は、バイトをしていた時期もあったり。

4年ほど前にブライシエルという立派な箱になり今に至るわけですが、歴史あるジムの歴史が終わるということで、なんともセンチな気分に浸ってしまうわけです。
オーナーの小粥さん、長きにわたりお疲れ様でございました。



ちなみに、今日は是空Tシャツで店番中。



さてさて、クライミング業界は非常に波の激しい時期にきていますが、プラネットだって波に乗れるのか転覆するのか全く先行き不透明。
乗組員もいるし好き好んでプラネット号に乗り込んできてくれるお客さんもいるので、舵を取り切って安全運航すべく奮闘中。
がんばるぞー(/・ω・)/


棋譜ならべ

将棋とか囲碁とかって、千年以上の歴史があって、

それまでに解明されてきた定石、そしてそれの亜種みたいなものが無限に広がっていて、

それを自分で考えて解明しようとしたら、千年以上かかると思うんだよね。

だから、沢山の棋士が戦ってきた足跡をなぞる『棋譜ならべ』で勉強して、千年をギュッと凝縮してたったうん十年の人生で全てを学べる可能性があるわけです。


ボルダリングの場合、囲碁将棋ほど深くはないかもしれないけれども、競技人生、とくに成長しながら登り続けられる時間はとてつもなく短い。

短い時間の中でそれなりの結果を出したいと考えるならば、勉強は必須だと思うんです。

そう考えると、YouTubeで人の登りを見て勉強するのは全然ありなのかな?などと思います。


私は17年登っているけど、昔は自分で考えるしかなかったし、誰も教えてくれなかったし、誰も答えを知らない。

今は、強くなる方法が色んな形で販売されていたり、それこそYouTubeで正解が見られたりして、単純に登攀能力を向上させるには事欠かない時代。

素直に、うらやましいなーと思います。

せっかくこんな時代に登っているんだから、めいいっぱい勉強してより短期間により成長して、より高みを目指しちゃうのもまた一興かと。



自分で考えて登る楽しさは、おっさんになってからもできるしね。

子連れ出社してみた件。

本日、静岡店の勤務でしたが、娘連れで行ってきました。

理由としては、嫁さんの腹がデカくて、いつ何時子連れ出社しなければならないかもしれないと。

私も娘も、その練習ということで実践してみました。

住まいが袋井で静岡店出社となると、片道でも最低1時間かかるわけで、1人で娘の面倒を見るのは緊張するわけです。



柵をもっていって、いざ忙しくなったらここに入れて仕事しよう!

と思ったんだけども、残念ながら忙しくならず(*ノωノ)

殆ど娘と遊んですごしていました。

とはいえ、事務仕事などもあり、お客さんに遊んでもらうこともしばしば。

娘と遊んでくれた皆さん、ありがとうございます_(._.)_



あと、アンパンマンとしまじろうにも助けられました(/・ω・)/

ちなみに今日を選んだのは、勤務時間が9:30~14:00と短かったから。



14:00退社して帰路につきましたが、超絶爆睡。

なれなくて疲れたんだろうなぁ。

お疲れさまでした(;^ω^)

そして家に着くと、嫁さんが飛び出してきた。

嫁さんも心配で仕方なかったんだろうなぁ(;^ω^)




まあ、無事で帰ってこれてよかった(;^ω^)

5周年 初心に帰る ソロセット 

来月で、袋井店5周年でございます。

何をやろうかな?と考えていた時にお客さんから、「イベントも良いけど、ホールド替えが一番うれしい」と言われて、

「それもそうか。」と納得。

ということで、来月は袋井店の3分の2を一気にホールド替えします(告知してない忘れてたorz)

もともと、プラネットは年に一回の全部替えセットしかしていなかったので、それの復活と、

開店当時のメンバー(+α)でセットをしたいな♪

等と考えています。



ただ、3分の2を一気に外すのは大変。

そこで、1か月前に1壁外してしまってセットをしよう!

 

1ヵ月の壁だから、贅沢セットができる!!

贅沢セットなら、皆にも喜んでもらえるし外すのも楽だ!!!

ということで、双方良しな感じでやらせていただきました。



で、これって昔よくやっていて、よく1人でセットしていたなー・・・と。

ということで、せっかく5周年のセット前だし、原点回帰ということで一人でセットも良いなと。

シバに「1人でやっていい?」って聞いたら「喜んで!」って感じだったので、こっちも喜んでセットさせていただきました。





こんな感じになりました(*´▽`*)

写真を嫁に頼んだら、完全に不意をつかれたくらしょーでございます。

記念セット用に買ったホールド+プラネットカップ用に買ったホールド+既存ホールドで贅沢に遊ばせていただきました。





ムーンボード側壁どころか、ムーンボード面にまで課題が侵食しています(*ノωノ)

壁のバリエーションもあって、一面とはいえ多様な課題が楽しめるのではないかな?と思います。




今回、シバも現場にいたものの、オヤシラズを抜いたので試登すらできないというw

ということで、セット試登グレーディング全てくらしょー1人で行いました。

いっても私も肩が壊れっぱなしで、1級課題が痛くてどうにもムーブができなかったりしたのですが、きっと皆ならできるはず!

ガンバ!!

久しぶりのソロセット、非常に充実して楽しめました。

楽しくて、予定より2本多い10本作ってしまいました。

あと、試登・すり合わせがないので、良くも悪くも作るの早くなりますね。

これはこれでアリかもしれない。と勉強になった一日でございました。



明日13日17:00開店で新しい課題+マンスリー課題が楽しめますので、プラネット袋井店でお待ちしています(/・ω・)/

おやすみなさいませ_(._.)_








静岡キッズチャレンジコンペ2018春 無事終了!

おはようございます。


PLANETくらしょーでございます。


昨日は静岡キッズチャレンジコンペ2018春で盛り上がりましたね!!

 

私も例年通り、セッター・スタッフとして参加させていただきました。

参加者の皆様、保護者の皆様、スタッフの皆様、そしてボランティアとして参加していただいた皆様。

お疲れ様でした&ありがとうございまいた!!

皆様のおかげ様で、毎回楽しいコンペになっています。

本当にありがたいです。


そして、プラネットから過去最高の参加人数だったのではないかと。

 

順位は振るわなかったかもしれないけど、参加することに意味がある!!

是非かてにして頑張ってもらいたいな♪



 

 

さて、毎度毎度キッズの課題セットの難しさに頭を悩ませていますが、今回も予想通りというかなんというか、、、難しい!!

今回のセットについて、少しばかり思ったことを。


まず予選ですが、去年秋の大会を参考にしてグレードを決定しました。

去年秋と今回は学年も変わらず同じカテゴリーなので、まあ大丈夫かな?と。

ほとんどのクラスで半年前と同じグレードで開催しましたが、結果、すさまじい完登数でしたねorz

 

U8・U10・中学女子では決勝に進出するために全完登が必須という結果になってしまいました。

同じグレードなのに完登数が一緒だということは、みなさん半年でワングレード以上成長しちゃってるわけで、キッズの成長率を甘く見た結果かとおもいます。

さて、次の秋は参加者の半分が上のクラスに上がるわけですが、今回全完登したキッズの中にも3年生・5年生が居たりすると思うので悩みが増えそうです。


決勝も手直しをして辛くしたのですが、やっぱり強い!!

U8・U10に関しては、第一・第二課題は楽勝。

最終課題を相当難しくしたんですが、それでも登ってきましたもんね。

とくにU10の最終課題は非常に盛り上がり、よかったのではないかと。

U12も調整したのですが、2人の強さが素晴らしく、スーパーファイナルにまでもつれ込む事態に。

スーパーファイナルは中学男子最終課題はさすがに無謀かとおもいましたが、強い!いい登りを見れました。

中学女子も3人全完登決勝でしたが、決勝の匙加減が上手くいき順位がついて一安心。

中学男子に関しては、とにかく強いことは知っているので大丈夫。

 

最終課題、是非登ってほしかったなー。。。ってのはありますが、コンペ終わってからでも是非登っていただきたい。


セットしていて、毎回悩むのがリーチ感。

 

普段キッズを見ていて大体把握しているつもりながら、思いがけず遠かったり。

 

逆に「無理だろ」と思うような課題を登っちゃったり。

ただ、あまり気にしすぎると、ただの「これ持てますか?これ引けますか?大会」になってしまうので、難しいところ。

いや、大事なんですけどね。保持力や引付力を試すような課題も。

何事もバランスが大切だなぁと。

で、普段のセットでもそうなんですが、ちょっと逃げ道を作ってあげるってのが大切かな?と思っていて。

 

おおきければ設定ムーブで登ればいいし、小さければマッチしてハイステップで登れる。みたいな。

どうにも小さくはなれないもので試登できないのですが、グレード感をできる限り壊さないよう、逃げ道を作ってあげて可能性を残したいと思っています。

そしたら、中学男子決勝3本目で、体の大きいリョーマ君がまさかの小さい人ムーブ選択!!

体の小さいネオが大きい人ムーブ選択!!

お互いムーブが逆だったら、登れていたんだろうなぁと思うと残念だなぁ。

課題一つにムーブは一つ派の人には怒られそうですが、私は一応そのように考えています。





そんなこんなで、次回はプラネット静岡での開催らしいです。

駐車場が少ないし、スラックライン合わせても140坪しかないので悩ましいですが、何とかしたいなと。

秋もよろしくお願いいたします(#^^#)




くらしょ


ボルダリングジャパンカップ情報

いよいよはじまりますね!!

あと1回寝ると、ボルダリングジャパンカップです!!

3日は、予選。4日は準決勝・決勝。

PLANETでセットしていただいたセッターさんやPLANETにもお馴染みのローカルクライマーもたくさん出場します。

一人でも多く4日に残ってもらいたいので、3日はめいいっぱい応援したいところです。

そしてPLANETでは、もちろん!ココロ推しです。

是非見てみたい三連覇!!!



出場選手リスト


2/3(土曜)

女子予選 9:30~
ここをクリックでYouTubeへ



男子予選 14:30~
ここをクリックでYouTubeへ



2/4(日曜)

準決勝 9:30~
ここをクリックでYouTubeへ


決勝 14:00~
ここをクリックでYouTubeへ



私は今年は用事があり静岡にいますが、ちょいちょいYouTubeでチェックしています。

そしてPLANETでも中継予定なので、気になるけど登りたい方は、是非是非PLANETでご覧下さい(^_^)


スタッフ募集中!!

プラネット全店で絶賛スタッフ募集中です。

求人情報のページ

今までHPがそのままだったのですが、いくつか補助とかしていても書いていなかったことがあったので、修正しました。

社員は、プラネット以外のジム利用料全額補助とか、年2回靴支給とか。

 

アルバイトは、時給が3級以上だと900円、初段以上だと1000円だとか。

細かいことは要相談、ご応募お待ちしています。

 


梯子課題を考える。

梯子課題(はしごかだい)とは?
 ・梯子のように簡単に登れる課題のこと。
 ・ムーブはなく、ホールドの順番も右左の繰り返しで構成される。

梯子課題の定義って、こんな感じでいいでしょうか?


今回、比較的ディスられ気味の梯子課題について、このブログではできる限りフォローしてみたいと思います。


ディスられる理由としては、「そんなのクライミングじゃない。」に尽きるかと。
その後意見に関しては、ごもっともだと思います。
クライマーは梯子課題、楽しくないと思います。
ですが、登るのってクライマーじゃないですよね?
初めて登る人だったり、お子様だったり。
その人達が、いきなりクライミングの楽しみがわかるか?といったら、わからないと思うんです。
だからこそ、まずは「登る楽しみ」を感じてもらうためには必要かと思うんです。
ただでさえハードル高く見積もられがちのボルダリング、せっかく勇気出して来てくれたお客さんに「私にも楽しめるんだ!」と思ってほしいので。


もひとつ。
クライミングの面白さって、「理不尽を楽しむ」ことにあると思うんです。
え?こんなん持てるの?ってカチやポケットもそうですし、煩雑なムーブもそう。
ホールドがなければランジ、はたまたコーディネーションでしょうか。
どれもこれも理不尽極まりないものに対し、私たちは可能性を見出しては楽しんでいるわけです。
ただ、その「理不尽」はその人に見合った課題でないと、本当にただの「理不尽」になってしまい「楽しい」までいかないんではないかな?と。
じゃあ、初めてクライミングする人にとって最初の「理不尽」ってなんだろう?と考えたら、たとえ梯子課題だとしても「垂直の壁を登る」で充分だと思うんです。
なにせ日常生活で垂直の壁を登りませんからね。
そのうえで、「じゃあ次の課題は傾斜が100度です。」とか、「ホールドが下向きに付いてます。」など、初心者にとって無理のない理不尽の階段を作ってあげることがクライミングを楽しんでもらうためには肝要なのではないかな?と思っています。


こんな話を以前とあるジムオーナーにしたんですが、後日言われました。
「くらしょーのおかげで梯子課題作ることに抵抗が無くなった。新規さんに喜んでもらえてる。」
どうしてもクライマー出身のジムオーナーだと、それぞれのクライミング哲学があり、またいろんな人のクライミング論に触れることも多く、身動きが取りづらく感じる時があります。
「こんなことするとクライミング業界でディスられるかな?」なんて、私も毎日のように考えてしまいます。
ただ、ジムオーナーとしてやるべきことは目の前のお客さんに喜んでもらうことであって、それが梯子課題なら作ればいいと思うんです。
そのお客さんがどっぷりハマってクライマーになってくれれば、それはとても喜ばしいことだし。


というわけで、プラネットでは袋井・静岡両店舗で梯子を登れれば登れる課題から準備していますので、おっかなびっくりの貴方もぜひご来店くださいませませ。


ps.最近クライマーも梯子課題楽しいんじゃないか?と思ってる記事はこちらになります。


おまけ。 こちらは梯子酒です。




くらしょ

<<前のページへ12345678910

100件以降の記事はアーカイブからご覧いただけます。

このページのトップへ